フツカメモ - むねみ(T22迷宮対応)
むねみ(T22迷宮対応)
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むねみ(T22迷宮対応)
大部品: むねみ(T22迷宮対応) RD:177 評価値:12
大部品: 星鋼京の民 RD:15 評価値:6
大部品: 構成人種や立場 RD:3 評価値:3
部品: 多重合併国たる星鋼京
部品: 出身を問わない将来の展望
部品: 貴族主義の国民
大部品: 身体的特徴 RD:3 評価値:3
部品: 異国生まれと肌の色、瞳の色
部品: しっかりとした体格
部品: 見目麗しいが……
大部品: 性格的特徴 RD:2 評価値:2
部品: セリフが長い!
部品: 気前が良い
大部品: 星鋼京の家庭・文化 RD:7 評価値:5
部品: 食事は大勢で……
部品: 養子縁組
部品: 室内遊戯が好き
部品: “家”を重んじる。
部品: 一般的な星鋼京国民の生涯
部品: 女性の権利とメード
部品: 騎士とパイロット
大部品: 工兵(星鋼京版) RD:45 評価値:9
部品: 星鋼京における工兵隊設立の経緯
大部品: 工兵(共用版) RD:44 評価値:9
大部品: 工兵についてその運用と詳細 RD:21 評価値:7
大部品: 工兵の概要と特性 RD:10 評価値:5
部品: 工兵(combat engineer)とは
部品: かつての不要論からの脱却
部品: 戦場の多様性と複雑な不正規戦闘
部品: 戦闘工兵と施設工兵の大別
部品: 工兵での稀な兵種の解説
部品: 工兵の直接戦闘と強行処理
部品: 工兵の近接戦闘と戦闘能力
部品: 戦災復興や内政活動という枠組み
部品: 災害派遣や国際貢献
部品: 回復整備活動の受託
大部品: 工兵の任務と運用 RD:11 評価値:6
部品: 陳地構築および野戦築城
部品: 対機動障害指向地形
部品: 状況構築による経路拒否
部品: 火器・爆発物による火力攻撃
部品: 地雷原・爆発物の処理
部品: 防御施設の破壊による突入路
部品: 敵陣地への坑道戦
部品: 渡河・上陸支援による橋頭堡確保
部品: 架橋や道路などの経路開設
部品: 移動経路の敷設修理
部品: 測量・地図作成・機密施設の建設
大部品: 工兵装備の取り扱い方法の説明と技術論 RD:23 評価値:7
大部品: 工兵の機材と装備各種についての特徴 RD:2 評価値:2
部品: 工具機材とその選択
部品: 工兵装備の技術革新
大部品: 塹壕用シャベルの運用方法解説 RD:5 評価値:4
部品: 軍用シャベルの解説
部品: 折りたたみが出来る設計
部品: 工兵伝統のシャベル格闘術
部品: 殺傷力を高めるためのノコギリ歯
部品: シャベルの種類と機能性
大部品: 鉄条網の概論と地形把握での使い方 RD:3 評価値:3
部品: コイル状に作られた有刺鉄線の柵で高速展開
部品: 構造的に爆風を受け流す
部品: 野戦築城で欠かせない物
大部品: 工兵で用いられる爆発物の知識 RD:4 評価値:3
部品: 爆発物の種類と併用運用
部品: コンポジション4の解説
部品: サーモバリック爆薬の解説と仕組み
部品: サーモバリック爆薬の爆発のプロセス
大部品: 手榴弾の種類と使い方とその応用解説 RD:3 評価値:3
部品: 目的に応じて使用される手榴弾各種
部品: 火炎放射器の代替品
部品: 手榴弾の応用的使用方法
大部品: スマート地雷での対応と各種技術知見 RD:6 評価値:4
部品: スマート地雷とはその効果
部品: 事故防止による時間不活性化
部品: 機動妨害および敵部隊の戦闘力減衰
部品: クレイモアや吸着地雷・振動地雷
部品: 振動EMP地雷など
部品: 電磁パルス(EMP:electromagnetic pulse)
大部品: むねみの来歴とその他あれこれ RD:7 評価値:5
部品: 生まれと見た目
部品: 田舎娘の都会での生活
部品: ゲームが好きな理由
部品: 流行りものとお昼寝が好き
部品: むねみの住んでいる家
部品: むねみが会ったことのある人達
部品: 今後の目標とサポート職
大部品: コスプレ犬妖精 RD:6 評価値:4
部品: 犬妖精が好き
部品: 犬耳カチューシャ
部品: 付け犬尻尾
部品: オペレーター
部品: コパイロット
部品: 追跡行為
大部品: NEFCO星鋼京支部職員(T22以降版) RD:6 評価値:4
部品: T22にて高速道路が作られます
大部品: NEFCO星鋼京支部職員T21の記録 RD:5 評価値:4
部品: 支部職員の概要と解説
部品: 着用制限
部品: 道路の安全確保
部品: 職員の安全・健康管理
部品: 職員の服装
大部品: NEFCO職員としての自主練 RD:4 評価値:3
部品: 移動
部品: 話を聞く
部品: 話を伝える
部品: 荒木さんのお迎え
大部品: むねみの使うことができる技術(T22迷宮) RD:67 評価値:10
大部品: 実戦的な銃の取り扱いと訓練 RD:8 評価値:5
部品: 銃を使用する目的
部品: 使用条件と制限
部品: 主な射撃訓練のやり方
部品: 射撃の際の姿勢
部品: 取り扱い方法
部品: 使用する小銃
部品: 命中率を上げるための付属品
部品: 銃の携帯方法
大部品: 護身術の心得 RD:6 評価値:4
部品: 会得する目的
部品: 特徴
部品: 習得方法
部品: 訓練方法
部品: 注意点
部品: 護身術の心得の流用実績
大部品: 迷宮探索移動 RD:6 評価値:4
部品: 迷宮探索移動とは
部品: 警戒
部品: 強敵をやり過ごす
部品: 隊列移動
部品: 私語は最低限で
部品: 扉・オブジェクト調査
大部品: 軍事偵察技術(T22) RD:19 評価値:7
部品: 軍事偵察とは
部品: 偵察技術習得について
部品: 郊外活動、敵部隊情報把握
部品: 捜索・敵索
部品: 相手の弱点を探る
部品: 地形探査
部品: 行動について
部品: 隠密偵察の調査
部品: 威力偵察の調査
部品: 生きて帰って報告せよ
部品: 万が一の時は
部品: 軍事基礎能力訓練
部品: 知識訓練
部品: 仮想訓練
部品: 運用について
部品: 屋内活動の注意点
部品: 敵の部隊について
部品: 事前に知識を頭に叩き込む
部品: 百聞は一見にしかず
大部品: ハンドサイン RD:12 評価値:6
大部品: ハンドサインとは RD:3 評価値:3
部品: 概要
部品: 利点
部品: 弱点
大部品: サインを作る RD:3 評価値:3
部品: シンプルなサイン
部品: 組み合わせて使う
部品: 主なサイン
大部品: 訓練 RD:2 評価値:2
部品: しっかり覚える
部品: 演習と改善
大部品: 心構え RD:4 評価値:3
部品: 身振り手振りははっきり
部品: 状況把握
部品: 平常心を保つ
部品: 仲間を信じる
大部品: 罠解除術 RD:12 評価値:6
大部品: 罠解除の心構え RD:1 評価値:1
部品: 慌てない、騒がない
大部品: 普段の努力 RD:3 評価値:3
部品: 罠の知識を得る
部品: 罠解除の訓練を行う
部品: 罠に引っかかってしまった際の対処法を学ぶ
大部品: 罠をみつける RD:3 評価値:3
部品: 常に警戒する
部品: 情報を共有する
部品: 物を投げてみる
大部品: 罠を解除・回避する RD:5 評価値:4
部品: 囮を利用する
部品: 地図に印をつける
部品: 使えるものは何でも利用する
部品: 丁寧に扱う
部品: ぶっこわす
大部品: 手先が器用 RD:4 評価値:3
部品: 得意な作業
部品: 細かい作業が好き
部品: 力加減の調整
部品: 集中力
大部品: 星鋼京の迷宮対応バックパック(T22) RD:27 評価値:8
大部品: 簡易装備セット(T22) RD:13 評価値:6
部品: リュックサック(装備品入れ)
大部品: 踏破用装備一覧 RD:5 評価値:4
部品: 罠解除用針金
部品: ナイフ(サバイバルタイプ)
部品: 8mロープ
部品: ランタン
部品: オイルライター
大部品: 偵察用装備品一覧 RD:3 評価値:3
部品: 10倍率双眼鏡
部品: 簡易マッピングツール
部品: 通信用機器
大部品: 衛生用品一覧 RD:4 評価値:3
部品: 救急品ポーチ
部品: ガスマスク
部品: シンプルな携帯非常食
部品: スキットル
大部品: 戦闘用追加キット RD:5 評価値:4
部品: 遮光用保護ゴーグル
部品: 耐衝撃用耳栓
部品: 代えの弾倉
部品: 音響閃光手榴弾
部品: 煙幕手榴弾
大部品: 偵察・警戒・隠密行動用追加キット RD:5 評価値:4
部品: 匂いのしない線香
部品: リバーシブル迷彩布
部品: 取っ手の付いた小ぶりな手鏡
部品: 白いチョーク
部品: 箱に入ったアルミ箔
大部品: 宰相府のアンチマジックベリージャム RD:4 評価値:3
部品: 宰相府のアンチマジックベリージャムとは
部品: 魔法対策に使う
部品: ジャムであることの有用性
部品: 取り出すものと一緒


むねみ(T22迷宮対応)
星鋼京の民
構成人種や立場
多重合併国たる星鋼京
星鋼京は合併を多く受け入れて来た兼ね合いから、複数の人種によって構成されている。 国民の多くは北国人系で、その中にも伏見系国民と奇眼系国民の二つの人種が存在する。 多くは標準的な北国人の特徴を持つ伏見系だが、両の瞳の色が異なる者がいれば、それは奇眼系出身あるいはその系譜の者となる。
出身を問わない将来の展望
また、星鋼京では移民の出であったとしても、その功績に応じて平等に地位を得ることが出来る。 具体例としては航空機産業に強い芥辺境系の国民の中でもパイロットなどは合併の際の鎮護の活躍をもって貴族として領地を得て、 この国に根を下ろしている者も少なくない(そして、出身地が同じ者が領民として同郷の貴族の元に集まることになる)
貴族主義の国民
星鋼京は帝國の中でもひときわ強い貴族主義国家と言われている。 星鋼京での貴族とは地域代表としての側面が強く、従軍の際に関しては領民からの支援を受けて貴族が出征することになる。 これは貴族の多くが星鋼京の誕生時、混乱に陥った際にひときわ早く愛機を駆り、内乱を抑えて国民を護ったことに由来している。 領民は彼らを自らの守護者として見るが故、彼らを支え、彼らに自身の有りようを託すのである。
身体的特徴
異国生まれと肌の色、瞳の色
芥辺境藩国からの元移民を中心とする西国人系国民も国内には一定数存在する。 頭髪の色は北国人と類似している為、肌の色の濃さ以外ではほぼ見分けがつかない。 (なお、瞳の色は奇眼系との混血で色が変わることもあるため、国内には様々な色の瞳のものが存在している)
しっかりとした体格
北国人系の国民が多い為か、国全体を見渡すと背の高いものが多い印象を受ける。 特に男性は殊更背が高いが、高すぎるためにパイロットを諦めるものもいる(コックピットに収まらないのだ) そのため、パイロットコックピットより狭いこともあるコ・パイロットは小柄な女性が担当することも多い。
見目麗しいが……
これは偶然に、というべきか構成人種の如何を問わずに国民は比較的見目麗しいものが多い。 北国人系は整った、西国人系はエキゾチックな、混血のものはその両方の魅力を併せ持つ。 しかし、国内の大半が見目麗しくなった結果、婚姻や恋愛においてはあまり外見は重要視されなくなった(見慣れてしまった)
性格的特徴
セリフが長い!
特に伏見系の国民に多いが兎にも角にもセリフが長い。美辞麗句、様々な言葉を尽くして歌うように喋る者が多い。 忙しい時などは非常に困るが、平時においては会話は華やかになる。
気前が良い
星鋼京では、特に貴族が顕著であるが、大概のものが気前が良い。 “ケチは名折れ”と言われるほどで、名誉を重んじるがために、景気良く賃金などを高めに出してしまい、後々没落するものも多い。
星鋼京の家庭・文化
食事は大勢で……
星鋼京には外食文化があまり発展していない。せいぜい他国の人間が利用するための店がある程度である。 基本的には家庭に招き、大いにもてなす。食べきれないほどの料理、豪華で豊富な食器はその家のステータスを表している。
養子縁組
星鋼京では北国人の例に漏れず、養子縁組などが盛んである。 これは家系の存続などもあるが、基本的に家の枠が広がることを良しとするためである。 親同士が親友の場合、子の取り換えが行われることもあるため、両親が“生みの親”と“育ての親”とで二組存在する子どもも珍しくはない。  一方、孤児などに関しても貴族などは喜んで養子として迎え入れることが多いが、それが美徳であると信じているが故である。
室内遊戯が好き
厳冬期などでは外で遊ぶことが出来ないためか、藩の子どもの多くは幼少期は室内遊戯に興じる。 特に卓上遊戯などの競技性のあるものは人気であり、藩の子どもはそういった遊戯を通じて、様々な考え方を学ぶ。
“家”を重んじる。
家系としても、住居としても星鋼京の民にとっては“家”は重要視されている。 冬の寒さが厳しい星鋼京にとって、家屋とは命を守るものであり、その屋根の下で暮らす家族は助け合って冬を越えねばならない。 これは人間だけではなく、犬妖精なども同様であり、兄弟同然に育つものも少なくない。 そのため、星鋼京の人間にとって“兄弟”“姉妹”とは血が繋がっていなくとも、何は無くとも助け、守るものなのである。 (実際、血の繋がっていない兄弟姉妹は珍しくなく、酔った勢いで兄弟の契りを結ぶものも少なくない) 星鋼京の人間から兄弟家族として認められるのは、一つの名誉である。
一般的な星鋼京国民の生涯
星鋼京で生まれた子は貴族の子も、庶民の子も親の下で暮らし、育っていく。 また、金銭的事情あるいは親の早逝などで育成が困難な場合、里子や養子に出されることになる。 多くは友人間、あるいは自分が属する領主(もしくは領主貴族の運営する孤児院)などに預けられ、幼少期を過ごす。 その際、幼年学校までは貴族の子も庶民の子も教育機会は同じだが、以降は貴族は更なる学問の、庶子は職人や軍事などへの道に進むものが多い。 もちろん、庶子の子においても功績をあげ、騎士の爵位を与えられ、領地を得るものもいないではない。
女性の権利とメード
北国、特に星鋼京ではままある話であるが、若い女性でメード関連の職に就くものが多い。 これはメードになることで、雇い主から結婚の斡旋を受けれる、家事全般の花嫁修業ができる等のメリットがあるためである。 また、メードの中にも雇い主(多くは貴族、すなわちパイロット)の側で活躍し、自らも騎士としての戸籍を得るものがいる。 これは騎士籍を得て、貴族となることで独立した家となり、縁談(恋愛)の自由も得ることができるためである。
騎士とパイロット
星鋼京においてパイロットというのは神聖な職として扱われている。 貴族文化は騎士の興隆と共に花開いたものであり、騎士とはすなわちパイロットを指していた。 国と民を守るために鉄騎を駆るパイロットは北国系だけでなく、他の多くの新たに加わった民にとっても同様であった。 騎士、すなわちパイロットは故に、それらの想いを背負い、護国のために戦うことを良しとしている。
工兵(星鋼京版)
星鋼京における工兵隊設立の経緯
かつて帝國においては、帝國軍元帥を擁する涼州藩国(なお、工兵部隊は旧ヲチ藩国由来である)に工兵が存在していたが、その準藩国化にともないその技術も失われるかという危惧もあった。しかし、工兵用I=Dダックスの運用実績と、かつて共和国にて(そしてNW初の)工兵隊を組織および運用について熟知しており、かつ、帝國軍元帥とも親交があった蓮田屋藤乃の知見と技術的指導により星鋼京にてその工兵技術と運用は復活することとなった。
工兵(共用版)
工兵についてその運用と詳細
工兵の概要と特性
工兵(combat engineer)とは
工兵(combat engineer)とは、陸軍における作戦の全局面において施設技術・土木技術能力を駆使し、主として戦闘支援、兵站支援及び情報支援を行って諸部隊を支援する重要な兵科である。
かつての不要論からの脱却
かつては高機動戦闘に偏重された戦術思想においては、塹壕・陣地作成能力は長い準備時間を労する事から見ても工兵不要論が長く語られ、一部の保守的な参謀のみが戦術研究を図っている状況ではあった。
戦場の多様性と複雑な不正規戦闘
戦場の多様性、特にI=D等大型の機動兵器が浸透出来ない市街地や、複雑な不正規戦闘において歩兵戦闘の需要性は高く、治安維持・カウンターテロの側面から見ても重要な要素となっている。
戦闘工兵と施設工兵の大別
その内容は敵前での破壊工作を任務とする戦闘工兵と、作戦全般の機動・防衛・兵站に寄与する施設工兵の2つに大別される。
工兵での稀な兵種の解説
揚陸艦等の陸軍特殊船舶の運用も行う船舶工兵と呼ばれる兵種や、列車の運用や路線敷設も行う鉄道工兵と呼ばれる兵種も存在する。
工兵の直接戦闘と強行処理
通常は工兵部隊自らが第一線に立って戦闘することは比較的少ないが、敵陣前における地雷原の強行処理のような極めて危険な任務を遂行することもある。
工兵の近接戦闘と戦闘能力
必要な場合は近接戦闘に当たる事もあるが、工兵部隊の装備は通常歩兵部隊に比較して、曲射火力を欠くためその戦闘能力は限定される。
戦災復興や内政活動という枠組み
戦時という概念が戦場のみならず、戦災復興や内政活動という枠組みに置いても尚、より広い範囲で見識されるに至り、工兵の重要性が再認識される事となった。
災害派遣や国際貢献
任務の特性上多くの建設機械を保有しているため、災害派遣や国際貢献などでは他の職種よりも工兵部隊が活躍する。
回復整備活動の受託
土木工事等、戦災復興時でのインフラストラクチャーの回復整備活動の受託でも工兵部隊が多く運用されていることがある。
工兵の任務と運用
陳地構築および野戦築城
地形を利用したり人工的に手を加えて、敵弾から味方部隊を防護するための遮蔽物を構築する。木を切り倒したり、地雷原や塹壕や鉄条網を組み合わせた野戦築城などを構築して敵の通行を妨げる。
対機動障害指向地形
元々野戦築城の目的としては、野外という城や要塞と比較して拠るべきものが少ない環境において効果的な陣地を作り防御をしつつ、敵軍を誘引撃滅することにある。
状況構築による経路拒否
必要とされる要素としては、適切な位置の選定、塹壕等の掩体の構築、地雷や鉄条網等の障害の構成、接近経路への火力の指向、指揮所や兵站段列や塹壕間の交通のための移動路の整備、有線通信網の構築整備、周辺の植生等に合わせた偽装等、工事にかかる時間など多岐に渡る。
火器・爆発物による火力攻撃
歩兵としての戦闘力もかつての擲弾兵以上の物を有するが、敏捷さや死角の多さにおいて劣る大型兵器に対して、銃器のみならず手榴弾・地雷・クレイモアなどによる爆発物や、重機関銃・火炎放射器・携帯式ロケットランチャー等、工兵部隊に装備されている器材で略式ながら機甲猟兵としての対応も十分に可能である。
地雷原・爆発物の処理
携帯式の地雷探知機で探索、爆薬で処理する他、地雷処理専用の車輛や地雷処理戦車を用いる。地雷散布地域ごと砲火力で破壊する事もある。
防御施設の破壊による突入路
鉄条網やトーチカといった敵陣防護構造・地雷原などの経路拒否された障害を破壊して部隊の突入路を切り開くことに長ける。
敵陣地への坑道戦
敵の要塞や陣地の真下まで坑道を掘り地中に大量の爆薬を仕掛けて、要塞や陣地ごと吹き飛ばす坑道戦を行う事もある。
渡河・上陸支援による橋頭堡確保
上陸作戦前に水中障礙物を除去したり、上陸用舟艇の運用を行う。敵兵が対岸にいる場合は砲撃支援の下、煙幕を張り渡河用ボートや臨時架橋などにより歩兵を対岸に送り込み橋頭堡を確保する。
架橋や道路などの経路開設
平時より、I=D・車輌の機動を確保するための道路・橋梁・路線・電信線・ヘリポート・兵站整備の構築/補修等を行う。不整地では爆薬で道路やヘリポートを開設する事もある。
移動経路の敷設修理
戦地における列車の運用や、路線の敷設・修理、兵站の維持。または敵の鉄道の破壊に従事する。戦場では架橋戦車などで移動経路の敷設修理などを行う。
測量・地図作成・機密施設の建設
平時より、測量及び地図の作成・航空写真の複製を行う。インフラストラクチャーなど土木工事プロジェクトの計画を行う。国防部局など政府の軍用施設や王宮といった特殊な施設の設計と施工監理の支援を行う。
工兵装備の取り扱い方法の説明と技術論
工兵の機材と装備各種についての特徴
工具機材とその選択
工兵においては、歩兵兵科の中でも爆薬や工具機材の装備が主眼となり、重量・容量がかさむため、装備・携行武器に関しては、一般兵士より軽量かつ取り回しのしやすい物が選択される傾向が高い。
工兵装備の技術革新
サーモバリック爆薬などの爆発物の技術革新や、治金学の発達による軽量ながらも剛性と粘りを持った(スコップやナイフ等の)金属装備品の開発、人間工学による軍用装備品への発展応用など、例を挙げれば技術の発達による貢献は枚挙にいとまがない。
塹壕用シャベルの運用方法解説
軍用シャベルの解説
防弾鋼鈑で作られた軍用シャベル。ブレードの形状はトランプのスペードの形に似て、取っ手は無いが柄の先端が丸く成形されている。
折りたたみが出来る設計
ブレード部分が柄側に回転して折りたたみが出来る設計で、携行に優れるだけで無く、刃が柄と90度の角度で固定できるので、鍬の様に使用したり、簡易な防盾として使う事が出来る。
工兵伝統のシャベル格闘術
塹壕用シャベルの一般的な運用は塹壕を掘ったり整備したりすることであるが、塹壕戦においては敵兵との不意の遭遇も多く、古くは工兵伝統のシャベル格闘術も訓練課程に存在する。
殺傷力を高めるためのノコギリ歯
掘って良し・突いて良し・殴って良しの、有用な武器になる事から殺傷力を高めるために、ふちがノコギリ歯になっている。
シャベルの種類と機能性
小隊ごとの土木工事用に、取っ手の付いた大型のシャベル『大円匙』が配備(主に工兵車両に納められる)され、また、ごく稀に『高周波シャベル』(ブレード部分が高速振動して採掘力を増したシャベル)というキワモノも存在する。
鉄条網の概論と地形把握での使い方
コイル状に作られた有刺鉄線の柵で高速展開
鉄線、特に有刺鉄線で作られた柵である。工兵の野戦築城用の鉄条網は、すでにコイル状にまとめられているため、高速で展開出来る。
構造的に爆風を受け流す
主に陣地の前面で境界線やコイル状に構築され敵歩兵の侵入を防ぐ。構造的に爆風を受け流すので一般的な砲爆撃だけで排除するのは難しい。
野戦築城で欠かせない物
常設の物は土地の管理、特に刑務所や軍事基地、国境線などに設置される。また仮設の物では戦場に設置される物が代表で野戦築城で欠かせない物である。
工兵で用いられる爆発物の知識
爆発物の種類と併用運用
従来はコンポジション4(C−4)が用いられていたが、サーモバリック爆薬の開発により、状況に応じて併用運用されている。
コンポジション4の解説
コンポジション4とは、プラスチック爆薬の一種。粘土状で耐久性・信頼性・化学的安全性が高く起爆装置・雷管以外の着火や衝撃による暴発は無い。
サーモバリック爆薬の解説と仕組み
サーモバリック爆薬とは、燃料気化爆弾の次世代型に当たる気体爆薬。もっとも、厳密に言うならば気体爆薬を瞬間的に合成する反応物質の塊である。
サーモバリック爆薬の爆発のプロセス
固体の化合物を気化させることで粉塵と強燃ガスの複合爆鳴気を作り出し、これを爆発(HIT:High-Impulse Thermobaric(高衝撃熱圧力))させ、破片などによらず爆風と高熱高圧で破壊を行う。
手榴弾の種類と使い方とその応用解説
目的に応じて使用される手榴弾各種
手榴弾は投擲、爆発させ破片による攻撃を行う目的のものの他、音響閃光手榴弾(無力化用スタングレネード)や煙幕手榴弾(目眩まし・対レーザーを兼ねる)なども配備され、遠距離まで投射可能な(アサルトライフルに接続する)グレネードランチャーと共に、目的に応じて使用された。
火炎放射器の代替品
火炎放射器の代替品として、個人で携帯可能な対戦車ロケットランチャーの技術を応用して弾頭を焼夷弾やサーモバリック弾に更新され、通常の3倍の爆発力を持った工兵手榴弾が開発されている。
手榴弾の応用的使用方法
これらは不整地形を更地にして路線やヘリポートを形成するのに役立てられているが、もちろんI=Dなどの大型機を狩る機甲猟兵なども使用する。
スマート地雷での対応と各種技術知見
スマート地雷とはその効果
現在の工兵で使用されている地雷は、一定期間で火薬・起爆装置共に不活性化して爆発機能を失う『スマート地雷』である。
事故防止による時間不活性化
これは設置された地雷原が必要以上の長期に渡って存在することによる非戦闘員の生活環境を圧迫する事故を防ぐ為であった(もちろん運用時には精密な地雷散布地図が作成され、作戦終了時には入念な回収作業が行われる)
機動妨害および敵部隊の戦闘力減衰
地雷は基本的に前もって敷設することで、敵の機動を妨害し、また物的被害を生じさせるなどの効果を得、そして敵部隊の戦闘力を減衰させる兵器であり、しばしば大規模かつ組織的に敷設される。
クレイモアや吸着地雷・振動地雷
地雷の種類としては、単なる爆発や破片散布によるもののみならず、ベアリング弾を扇状の範囲に発射するクレイモア型指向性対人地雷や、対機動兵器用の吸着地雷・振動地雷(人が踏んだ程度では爆発しない)もある。
振動EMP地雷など
コンデンサを用いた強力な電磁パルス(EMP)を発して敵のI=Dや電子装備を麻痺させる物(振動EMP地雷など)も存在する。
電磁パルス(EMP:electromagnetic pulse)
高高度核爆発や雷などによって発生するパルス状の電磁波。ケーブル・アンテナ類に高エネルギーの電流を発生させ、それらに接続された電子機器などに流れる過剰な電流によって、半導体や電子回路に損傷を与えたり、一時的な誤動作を発生させる。
むねみの来歴とその他あれこれ
生まれと見た目
山の麓にある村落で生まれ育った女性。白い肌に白銀の髪、瞳の色は青。北国人らしくなかなか美しい顔立ちは、一見するとクールな印象を与える。
田舎娘の都会での生活
村落での牧歌的な生活は嫌いではないものの次第に退屈さを感じるようになり、都会への憧れも捨てきれずに都市部での生活を始めた。 洗練された都会のいい女になりたいと思っているが、言動や行動から田舎者らしさが滲み出ており隠せていない。
ゲームが好きな理由
田舎には娯楽がない。暇な時は家に引きこもってひたすらゲームを遊ぶしかなかった。都市部に出てきてからもゲームは好き。けれど特別上手いわけではない。
流行りものとお昼寝が好き
流行のものを常にチェックしている。気になったものにはすぐ飛びつくが、怪しげな雰囲気のものには鼻が効き、怖くて近寄れない。 お昼寝をする際は基本屋内で寝ているが、屋外の自然がたくさんある中で安全そうな場所を見つけ出し、そこでお昼寝をするのが一番好きで落ち着く。
むねみの住んでいる家
NEFCO星鋼京支部から歩いて15分程度の場所にむねみの自宅がある。縦長の狭い部屋にベッドと小さなテーブル、1人掛けのソファ、クローゼット、寒い時期には暖房器具が置いてある。壁の色はベビーピンクで、ポスターや手描きのイラストが飾ってある。カーテンは白。この部屋とは別に小ぢんまりしたキッチン、バス、トイレが付いている。人を招くにはなかなか狭い空間なので、呼ばれた人はむねみからかなり好かれていると思われる。
むねみが会ったことのある人達
荒木和歌さんとは何度か二人で会ったことのある仲で、むねみは荒木さんのことがかなり好き。荒木さんとのデート中のピンチをセタ藩王と詩歌藩王に救っていただいたこともある。支倉朱莉さんとも仲良しで、支倉さんはNEFCO星鋼京支部の屋根裏部屋に住んでいる。
今後の目標とサポート職
思い切って都市部に出て生活することで人々との関わりの有り難みを知り、仕事を通して少しでも役に立つことで周囲の人々に恩返ししたいと思っている。 仕事では個人での華々しい活躍よりも、自分が信頼した人に付いて行き、サポートするのが好きなタイプ。うまくいって褒めてもらえると嬉しい。
コスプレ犬妖精
犬妖精が好き
もふもふした犬妖精が好きで、犬妖精のものまねをしている。さすがに耳や尻尾は生えていないので、これはフェイクだ。コパイや追跡もがんばるわん(もちろん本物ほどではないけども)
犬耳カチューシャ
頭には髪と同じ白銀の犬耳が付いた犬耳カチューシャを装着している。毛は短く、毛並みにそって触るとすべすべした触感。
付け犬尻尾
着ている服の尾てい骨あたりにも犬耳と同じ色の尻尾を付けている。付け尻尾なので動くことは無いが、見た目はかわいらしい。
オペレーター
オペレート行為が可能。オペレーターとは通信士のことであり、戦闘におけるオペレート行為で情報を必要な場所に迅速に提供することができる。
コパイロット
コパイロット行為が可能。コパイロットとは操縦士の補助のことで、I=Dにパイロットと同乗し、操縦のサポートを行なうことができる。
追跡行為
たまたま他の人よりも嗅覚が鋭く、たまたま他の人よりもほんの少しだけ運が良かったため、それらを活かし追跡行為ができる。
NEFCO星鋼京支部職員(T22以降版)
T22にて高速道路が作られます
T22にて高速道路が建設されるため、T21までの内容に加え、高速道路の建設と維持管理、危機対策、PA・SAの運営等、NEFCO星鋼京支部における職務の種類や部署が大幅に増えた。
NEFCO星鋼京支部職員T21の記録
支部職員の概要と解説
道路に関する知識と技術をもって、その保全、安全管理を行いながら維持しつづけることをメインとしている。そうする事で道路交通の円滑化を図り、星鋼京国民の生活が少しでも豊かになることを目標としている。
着用制限
このアイドレスを着用できるのは荒木和歌さんとむねみだけですが、今後のターンで範囲を変える可能性はあります。
道路の安全確保
道路の円滑な運用のための安全確保を最優先とし、利用者の方々が安心して道路を使用できるよう、最大限の努力を行う。各地の治安や情勢等の情報も収集し、有事の際には機敏に対応できるよう準備をしておく。
職員の安全・健康管理
道路の安全を確保するためにはまず、職員それぞれが自らの心身の健康、安全を確保することが最も重要である。特に身の安全確保に関しては、各地の治安状態、職務中や日常での些細な危険などを敏感に察知し、対応できるように努力する必要がある。 適度な休養も大事です。壊れてからでは遅いので、壊れる前にしっかり休みましょう。
職員の服装
制服は存在しない。仕事の邪魔にならない常識的なであれば良く、何を常識的とするかは星鋼京の文化に準ずる。つまりアクセサリーとしての付け犬耳、付け犬尻尾等はOK。男性職員は基本的にはスーツ着用が良いが、これは単にむねみの好みなので、遵守する必要は無い。
NEFCO職員としての自主練
移動
藩国各地の情報を集めるためにはたくさん歩かなければならないため、それなりの脚力が必要。また、各種乗り物など徒歩以外の方法を使用する能力、迷わず目的地までたどり着くための練習。
話を聞く
藩国各地の子供からお年寄りまでの話を聞くためにはコミュニケーション能力が必要。挨拶はもちろんのこと、話を聞く時の表情や相槌の打ち方などの練習。
話を伝える
集めた情報をわかりやすくまとめ、適切に伝えるための能力。取ったメモを整理し内容をまとめる、話し方、言葉の選び方などの練習。
荒木さんのお迎え
NEFCOの荒木和歌さんに来ていただいた際、全力でお迎えし、社屋にお招きする練習。スムーズな道案内、社内での美味しいコーヒーの淹れ方など。
むねみの使うことができる技術(T22迷宮)
実戦的な銃の取り扱いと訓練
銃を使用する目的
相手を殺傷することを主目的とするのではなく、戦闘時に相手の足止めを行うため、周囲や自己の安全のため早期に戦闘を離脱・停止するため、危機的状況及び命の危機に瀕している者を守るためにこの技術を使用することとする。主に護身のためのものである。 戦意喪失している相手や、丸腰の相手を殺傷・脅すなどのために使用してはならない。
使用条件と制限
藩国で認可された施設で、資格を持ったトレーナーから必要十分かつ正しい知識と技術を教わったのち、藩王の許可のあった者のみが銃の所持及び使用を許可されることとする。 許可を受けた銃のみを所持することができ、むやみに複数所持をすることは盗難などの危険性を考えて原則禁止とする。 一定の期間ごとに再度適性を検査し、これに通ったもののみが継続して所持と使用の許可を得ることができる。
主な射撃訓練のやり方
実弾を用いて行う訓練。10m〜30m先の木製の的を狙う。更に移動する的を撃つ訓練や、自分が移動しながら撃つ訓練なども行う。 閉所や暗所での戦闘も想定し、遮蔽物の多い室内や暗所でのレーザーサイトやライトを装着しての射撃訓練も行う。 訓練の際は銃身が向いている方角に人や関係のない物がないことが確約されている屋内射撃場で、自他ともに最大限安全に配慮して行う。
射撃の際の姿勢
閉所での戦闘も想定し、左右どちらにも即座に対応できるよう両手打ちを推奨している。 撃つ前までは引き金に指をかけず、射撃姿勢がとれるまで安全装置も外さないこと。 射撃を行う際は、ターゲットだけではなくその周辺にも気を配ること。射線の向こう側に関係のない人や、銃が当たると危険なものがないかまで必ず確認すること。危険がある場合はむやみに発砲をしない。
取り扱い方法
咄嗟の事態にも即座に対応できるよう、普段から銃のメンテナンスなどを通じて使用する銃の特性や仕組みを頭に入れておく必要がある。 弾を抜いての銃の分解・組み立ての訓練や、安全装置の解除動作、リロード動作の練習などは毎日必ず行うこと。暗所でも対応できるよう目をつぶっての一連の動作訓練も行い、手に形を覚えさせておく。その際も暴発などで怪我の危険がないよう、安全に気をつけた手順を心がけること。
使用する小銃
9mm口径で、携帯のしやすい全長15cm程の大きさの自動小銃。装弾数は6発だが、延長マガジンを装着することで7発まで装弾が可能。引き金を引くだけで射撃が出来る構造になっているため、速射性が高く連射にも向いている。 軽量かつ、グリップも大きすぎないため比較的体格の小さい女性などでも扱いやすい。安全装置による安全性も考慮されているため、信頼性の高い銃である。 銃身の角が丸く作ってあるため、引っかかることなくホルスターから素早く銃を抜くことができる。
命中率を上げるための付属品
銃身に元々付いている凹型の照準器以外にも、後から付けることができる標準器を使用することもある。 近距離での戦闘に適した大きな丸い穴状のものや、遠距離に狙いの付けやすいレーザー光を用いたものなどがあり、状況によって使い分けることができる。 銃口の下に取り付けられるライトもあり、暗所での使用も想定される。しかしいずれもこちらの位置を悟られる可能性もあるため、状況に応じた冷静な判断が必要となる。
銃の携帯方法
必要な時に即座に使用できるよう、ホルスターに収めた上で体に身につけて携帯することが殆どである。主に利き手の小回りの利きやすい脇の下、ウェスト、太ももなどに装着することが多い。 足首に装着するものもあるが、取り回しを考えると少々使いにくい面もある。 銃を持っていることを隠すのか、あえて見せるのか。更に自分の動作との相性などにより、個々に使い分けることが多い。 銃を取り落したりしないよう、普段からホルスターの破損のチェックや、抜く動作の練習を行う必要がある。
護身術の心得
会得する目的
護身術は相手を倒すことが目的ではない。被害を最小限にとどめ、自分もしくは他人の身体の安全と命を守ることを第一としている。相手との間合いを取り攻撃を回避する、もしくはそのための時間を作ることで危機敵状況を回避するための武道のひとつである。
特徴
攻撃を封じるために、相手の体を投げる、絞める、振り払う、関節を取る、急所を狙うなどの対敵動作が主となる。力のあまりない男性や女性でも、自分より力の強い相手を躱して安全な距離を取ることができる。
習得方法
基本的に道場などに通い、きちんとした資格を持ったインストラクターの元で時間をかけて学んでいく。平均で、初段を取るまでに3年程はかかる。
訓練方法
具体的な状況を想定し、そこから脱するための行動訓練を主として行う。危険な距離に相手がいる場合、組み付かれた場合、相手が武器を携帯している場合などをシミュレーションし、それを制御するための動きを型として学ぶことが多い。
注意点
あくまで護身のためであるということを念頭におき、身の安全が取れた場合は相手に追い打ちをかけることはしない。また、対象が無抵抗の場合や、無関係の人間に対してこれを行使してはならない。
護身術の心得の流用実績
ダムレイ@リワマヒ国さんのFROG緊急時対応スタッフに流用いただきました。 マリモ@宰相府藩国さんの玄霧藩国の魔法医 マリモに流用いただきました。 みぽりん@暁の円卓さんのみぽりんに流用いただきました。
迷宮探索移動
迷宮探索移動とは
迷宮内を歩く技術、心得をまとめたもの。 迷宮という閉鎖空間で、如何にして安全を確保し、行軍するか。 如何に警戒し、罠や敵を察知して、回避するかをまとめている。
警戒
迷宮と言う閉鎖空間では、罠や敵が存在している。 通路にある謎のくぼみ、足跡、匂いなどがそれらの存在を示唆している。 その証拠を、逃さないように慎重に歩くことが大切である。 直観も大事な要素だ、今踏んづけた床石に違和感はなかったか? 天井から壁に掛けて、不思議なスリットはないか? 生き物の足跡、遺留物はないか?道の先から匂いや物音、足音が聞こえてこないか? そういう細かな気付きが、迷宮内での安全な移動に繋がる。
強敵をやり過ごす
迷宮内で不意の遭遇以外、強敵をやり過ごす方法。 いちいち強敵と戦い続けていては、迷宮内でバテバテになってしまう。 地図を確認し、迂回する。または、通路の分岐の陰に身を潜め、呼吸を浅くし、気配をとことん消す。 気配を消すのは、何も呼吸を止めることではない。 気配を悟られぬように一次離脱のため、逃走するもいいだろう。
隊列移動
迷宮内では、隊列を組むことが肝心である。 皆でひとまとめになって移動と言うのは、危険。 何故なら、一人が罠にかかった際に、皆いっぺんに掛かる恐れがあるためだ。 ある程度の距離をとり、お互いの行動を阻害しないように移動する。 十字路、曲がり角の際には、先頭が偵察を終えるまで、待機組は後方警戒を怠らずに行おう。 バックアタックほど恐ろしいものはない。 いざ罠や敵の強襲で分断されてもいい様に、事前に緊急時においての対応を考えておき、いざとなれば隊列に固執せず、バラける可能性も考慮する。
私語は最低限で
迷宮は閉鎖空間である。 静かな迷宮なら音だって響いちゃうし、声だって案外遠くまで聞こえるものだ。 なのでピクニックと違い、迷宮内では私語は極力避ける。 作戦会議などは、ひそひそと声を小さくしてしましょう。 物音も大きくたてるんじゃないぞ。
扉・オブジェクト調査
迷宮には、扉があったり、宝箱があったり、謎のオブジェがあったりする。 こういったものは、無容易に触ってはいけない。 ちゃんと心得のあるものに任せて調べるか、長物でつついたりして調査する。 扉の場合、鍵の有無、ドアノブの有無、扉の先の調査のために、扉に耳を当てて聞き耳を立てるなど。 調べ方はそれぞれだが、罠には注意しなければいけない。 急かすな、押すな、皆で扉に近づくな。 どうにもわからんかったら最悪ハック&スラッシュだ。
軍事偵察技術(T22)
軍事偵察とは
軍事目的の偵察。野外戦闘など敵の編成部隊と戦う為に行う情報収集。敵の部隊の内容や陣形、戦場の地形を事前に把握することで優位な状況での戦闘を迎えることができる重要な役割である。
偵察技術習得について
技術習得には3〜6年かかる。これは偵察能力を得るための訓練に加え、土台となる軍の兵士としての基礎能力を習得するために必要なものである。
郊外活動、敵部隊情報把握
主な活動場所は野外など敵部隊が集う場所や戦闘が予想される地域である。情報収集に関しては能動的に動き、敵部隊の情報把握に努める。
捜索・敵索
調査内容の基本として敵の位置を探る。また、敵を発見した場合は部隊の情報を確認する。確認内容としては兵種の種別や戦力、様子や動き、陣形などがある。
相手の弱点を探る
どんなに強敵であっても、完璧ではない。必ずどこかで弱点があるはずだ。体の部位だったり、視角の死角、行動の隙だったりするかもしれない。索敵で観察し、弱点を探り、戦闘の際に活かすようにする。
地形探査
調査内容として地形も含まれる。これは地形による敵の進撃ルートの予測を行い、逆にその地形を味方につけての様々な作戦を立てることができる。(山から谷への奇襲、中央分断、塹壕を生かし戦うなど)その土地の天候や気候を調べることで自然を味方につける事も可能である。
行動について
基本的な行動としては、敵に見つからないよう息を殺して気配を消す隠密偵察が基本だが、相手に隠密行動が看破されている場合は、撤退または威力偵察に切り替える事もある。
隠密偵察の調査
敵から離れての偵察になる。基本的には肉眼もしくは遠くがよく見える技術(装置や魔法)を使用して、敵の内容や陣形、戦場の地形を把握する。戦場の環境(領域)によって様々な技術が使われる。
威力偵察の調査
小編成の部隊で小規模の戦闘を行う事で敵情を知る事。相手の武装や行動の動きを知る事ができるが、戦力差による大敗、宣戦布告と取られ大軍が動くなどリスクが高いので慎重な選択が必要だ。
生きて帰って報告せよ
隠密活動も威力偵察もあくまで偵察であり、戦闘ではない。得た情報も届かない情報は無駄になり、その後の戦闘が不利になる。自分だけの戦いではない。生きて帰って報告する、それが任務である。
万が一の時は
生きて帰る、それが困難になってしまう事が万が一起こるかもしれない。生き残る可能性がわずかでもあれば最後まで諦めない。今まで得た情報を暗号化など仲間にだけわかる形式で託す事も考える。どんな状況になっても決して相手に情報を漏らしてはいけない。情報の重みを知っている者ならわかるはずだ。
軍事基礎能力訓練
偵察の仕事とはいえ、その仕事は軍のための行動である。軍人に必要な基礎体力や身体能力、武器の扱いや軍隊としての思考など兵士としての土台は必要である。
知識訓練
偵察を行う上で、基本的な戦闘で使われる部隊の知識、そして敵部隊の種別や特徴を知識として蓄える事が必要である。そうする事で偵察時に敵の種別の判別が可能になる。未知の敵ならば、既存の近い部隊の挙動があるか理解できるはずだ。また、小隊、中隊などの計算方法も学ぶ。学ぶことにより1中隊の戦力などがイメージできるようになる。
仮想訓練
仮想の戦場の元で、隠密活動の訓練や、偵察を行い、戦力の把握そして報告を行う。中隊小隊の数を正確に把握、報告できるようになれば一人前である。
運用について
屋外の広い地域での部隊同士の戦いを基本としている技術であるが、屋内への潜入調査、少人数での強襲作戦にも応用できるようになっている。
屋内活動の注意点
建物内や洞窟、迷宮内では、視野が狭い、通路やルートに制限がある。また、音が響きやすい、光が反射する、影が見えるなど、見つかる危険性が高い。しかし、敵も同じ条件であり、逆に利用すれば早期発見ができ、有利な状況になる。
敵の部隊について
敵の部隊は様々である。隊列を組んでいるものもあれば、個体で動いているものもいる。敵の種類も、機械類(戦艦や巨大兵器など)、人物類(兵士、戦士、魔術師、錬金術師など)、生物類(生物兵器、野生動物など)と想定される敵は様々である。
事前に知識を頭に叩き込む
敵の種類は様々であり、基本的な長所や短所、弱点も様々である。現場に出て、敵に対応できるように、ある程度知識を蓄えておき、引き出せる事が大事である。
百聞は一見にしかず
基本的な知識が、そのまま通じるものではない。装甲や特殊な術で、特定の攻撃を封じるもの。通常の個体より巨大な生物。特殊な兵装を持っているもの。目標となる敵がどんなものかわからないからこそ、偵察が大事である。
ハンドサイン
ハンドサインとは
概要
ハンドサインとは、周囲の状況を伝えるために、または、自分の意図を相手に示すために、手(および全身)を使って表現されるジェスチャー、手信号のことである。
利点
ハンドサインを使う利点は、音を立てず、また特別な道具も必要とせずに仲間に情報を伝えることができることである。敵に気づかれにくく、場所を問わず使うことができる。
弱点
ハンドサインは、当然だが視界を遮られると使うことができない。また細かい情報を伝えるには不向きである。
サインを作る
シンプルなサイン
ハンドサインは分かりやすく覚えやすい、シンプルなものである必要がある。他のサインと見間違わないように工夫する必要もある。
組み合わせて使う
シンプルなハンドサインを組み合わせて使うことで、様々な情報を伝えられるようになる。組み合わせパターンもあらかじめ作っておく。
主なサイン
「問題なし」「来い」「動くな」「急げ」「しゃがめ」「敵がいる」「敵が複数いる」「犬がいる」「スナイパーがいる」「突破」「逃げろ」など
訓練
しっかり覚える
意味などを取り違えないようにサインをしっかり覚える。また、実際に手を動かして身体にしみこませ、咄嗟の状況でも使えるようにする。
演習と改善
実践を想定した演習で実際にハンドサインを使い、意思疎通ができるか確認をする。サイン自体に判別しにくい、使いにくい等の問題があると気づいた場合は改善を提案する。
心構え
身振り手振りははっきり
ハンドサインで意思疎通をする際は誤認を防ぐためにも身振り、手振りはなるべく大きくはっきりと行う。ただし場所と状況によっては敵に気づかれぬよう最低限の動きで伝える。
状況把握
混乱を防ぐためよく状況を把握してからサインを送る。また、中途半端なことはせずわからない場合ははっきりとそうジェスチャーをする。
平常心を保つ
どんなに危険な状況にあっても慌てず、常に平常心を保ち、周囲の状況を冷静に観察してハンドサインを送る。
仲間を信じる
遠くから見ている仲間にハンドサインが通じているか分からない場合もあるが、普段の訓練と仲間を信じて行動する。
罠解除術
罠解除の心構え
慌てない、騒がない
罠をみつけても、万一自分や仲間が引っかかっても、慌てず騒がず冷静さを保つ強い心を持つ。罠解除の知識や経験を積むのも冷静さを保つのに役立つ。
普段の努力
罠の知識を得る
どのような罠があり、どのように対処すれば良いのか、普段から書籍を読んだり経験者に話を聞くことで知識を深める。
罠解除の訓練を行う
実在する罠を解除したり潜り抜けたりする訓練を行う。危険な罠は、実際には作動せず音が鳴るような仕組みの練習用罠を利用する。
罠に引っかかってしまった際の対処法を学ぶ
毒がまわるような罠ならば解毒の方法を、傷ができるようなものならば止血の方法を、音が鳴るものならば音を止める方法を、罠の種類によって発動させてしまった際の対処法を学ぶ。
罠をみつける
常に警戒する
いつ、どこにどんな罠が仕掛けてあるかわからない。常に周囲を警戒し、不審なものがないか確認しながら歩く。
情報を共有する
罠を見つけたら素早く仲間に罠の特徴や位置、回避方法を伝達し、同じ罠にひっかかることがないようにする。
物を投げてみる
あやしそうなものや場所があったら、その辺にある石などを投げて反応がないか調べてみる。重さで反応する罠もあるので少々重みのあるものを投げると良いこともある。
罠を解除・回避する
囮を利用する
追手などの敵を罠の場所まで誘導し、先に罠を踏ませてその後で通るという手もある。追手も始末できるし罠も解除できるし一石二鳥である。
地図に印をつける
地図を持っている場合、罠を見つけた場所に印やどんな罠があったかを記録することで罠を回避するのに役立つ。 追手を罠にひっかける際にも役立つ。
使えるものは何でも利用する
罠の解除や回避には何が役立つかわからない。手持ちの金貨やベルト、衣類、倒した敵の死体など、利用できるものはなんでも利用する柔軟な思考を持つ。
丁寧に扱う
爆発物などの罠を解除する場合は、なるべく刺激を与えないように丁寧に繊細に扱う。自信がない場合得意な人に任せるのも手である。
ぶっこわす
罠の中には解除するよりも壊してしまった方が早いものも多い。自慢の腕力にものをいわせて殴ったり刺したり爆破したりしてぶっこわそう。
手先が器用
得意な作業
大きなものを大きく動かすより、細かいものを繊細に動かすことが得意である。物を作ったり組み立てたりすることが得意で、細かい作業や小さなものに対する作業をする際に特に力を発揮することができる。
細かい作業が好き
好きだからこそより丁寧に作業を行うことができる。細かい作業をしていても苦にならず、長時間作業にかかることができる。
力加減の調整
小さなものや繊細なものを扱う際に、適切な力で持ったり触れたりするために微細な力加減が必要である。力を入れ過ぎると壊れてしまうものなどを扱う際にはとても重要である。
集中力
集中して作業をすることで、より作業の精度を高めることができる。強度の弱いものに対してや、急ぎの作業の場合は特に集中力を高めて短時間で作業を進めることが必要となる。
星鋼京の迷宮対応バックパック(T22)
簡易装備セット(T22)
リュックサック(装備品入れ)
装備セット専用リュック装備品を持ち運びしやすいリュックサックタイプ。ポケットがたくさん付いており、細々としたものも取り出しやすいようになっている。装備セットはこのリュックから取り出す。ロープやランタンは外側に設置できすぐに使える。
踏破用装備一覧
罠解除用針金
扉開け罠解除用針金鍵を開けたい時に使う針金。繊細な作業が出来るように細く硬くした材質は折れやすく、1度使用すると使えなくなる使い捨て品。器用じゃないと開けられない。不法進入目的で使うと犯罪である。
ナイフ(サバイバルタイプ)
コンパクトサイズのサバイバル用ナイフ。これで道を塞ぐものを切ったり食材を切ったり缶詰を開けたり、いざという時の護身用にしたり。あると便利な一品。二つまでしか同時に装備できない。
8mロープ
高所から降下したり迷子にならないようにしたり壊れそうなものに縛り付けて補修したり捕縛したりと、あると便利な一品。8mm〜12mmの太さ。ほつれや切れ目が入ったもの、磨耗したものは取り替えが必要。かさばるし意外と重いので持つとしても2つが限度。
ランタン
明かりとり用のコンパクトなタイプ。片手に装備する形だが腰のベルトに引っ掛ける事もできる。光をすぐに遮断できるように周りをぐるりと囲めるカバー付き。燃料が無くなるとただの荷物に。
オイルライター
オイル式のライター。これがあると火が点けれる。オイルは揮発性なので使わなくても2週間に一度は補充しておくのが無難。使う頻度に合わせて補充しておこう。
偵察用装備品一覧
10倍率双眼鏡
遠くを見る為に使用。度を合わせる必要がある。スケベ目的で使うと社会的信用度が下がり最悪警察に捕まる。一つ以上持ってても意味がない上かさばって邪魔になる。
簡易マッピングツール
歩いた、もしくは視察した範囲を地図状に記録する方眼状の用紙とペン。簡易版なので紙のサイズはA4、折りたたんでコンパクトに出来る。また、メモにもできる。書いた地図の出来は作成者の腕にかかる。5枚綴り。複数所有しても地図を書かなければ意味がない。かさばるだけである。
通信用機器
無線機(低出力仕様)携帯型通信機器。これがあれば離れた仲間と連絡が取れる。免許がなくても使えるが軍用の無線機ほど出力は高くなく、半径200Mが限度である。障害物があると更に電波が通りにくくなる。半有線のケーブルを近くまで引っ張る事により距離が伸ばせるが半有線ケーブルを引っ張るのも中々に手間がかかる。仲間内同士の通信なら問題ない。
衛生用品一覧
救急品ポーチ
包帯や切る為のハサミ、テーピングのテープや三角巾、清潔なガーゼ、とげ抜きや化膿止めの軟膏やビニール手袋などが入っているコンパクトなポーチ。アリスクリップ仕様で簡単に身につけられる。
ガスマスク
顔顔全体を覆うマスク。有害な毒ガスを防ぐ為のフィルターがついている。着用中に激しく動くと息苦しくなる。見た目もあまりよろしくなく、吸収缶は一度のみの使い捨て品。
シンプルな携帯非常食
非常用携帯食料。干し肉や乾パン、チョコレートなどのシンプルなもの。3日分。調整して食べれば5日もつがひもじい思いをする。悲しいことにあまり美味しくない。
スキットル
金属の頑丈な水筒。板状の湾曲した形が特徴的。ウイスキーやウォッカなどの蒸留酒を入れる容器だが、水を入れる事もできる。入る容量は200cc。酒で気付け薬がわりに使ったりも出来るが、飲酒は国に定められた法律を守ること。お酒の飲みすぎにも注意しよう。
戦闘用追加キット
遮光用保護ゴーグル
強い閃光から目を守り、視界を保持するために使用する。曇り止め加工もされた色の濃いレンズ部分に、ゴム製の縁取りが付いており、顔にピッタリフィットすることで隙間からの光漏れを防ぐ。ゴムバンドにより頭に装着するタイプで、素早く付けることができる。
耐衝撃用耳栓
二個一セットで小さなケースに入っている。これを耳の穴に装着することで、爆発や発砲音等の衝撃音を軽減し、聴覚機能を保護することができる。
代えの弾倉
手持ちの銃に使用するための代えの弾倉。使用する銃に合わせた弾を予備として持って行くこと。常にすぐ手の届くところに一つは所持しておいて、使用した場合は補給できるタイミングでまた入れ替えをしておくこと。
音響閃光手榴弾
プラスチック製の、手のひら大の円筒状の形をしている。ピンを抜き、1〜2秒後に炸裂する仕組み。 閃光と爆音により、一定時間相手の視界と聴覚を奪う効果を与える。これにより、5〜6秒程体の動きと全感覚を麻痺させることができる。相手の隙を突くために、投擲しての使用を行う。味方にも同様の被害が出てしまうため、事前に耳栓やゴーグルなどで音と光を防ぐ必要がある。 星鋼京の工兵装備としてのみ使用できるもので、限られた非常時以外に無暗に使用してはならない。
煙幕手榴弾
プラスチック製で、15cm程の円筒形をしている。ピンを抜いて、1〜2秒で煙が大量に吹き出す仕組み。殺傷力はないものの、煙の壁を作ることで相手の視界を奪うことができる。主に退却時の目くらましや、緊急時ののろし替わりとして使うことができる。星鋼京の工兵装備としてのみ使用できるもので、限られた非常時以外に無暗に使用してはならない。
偵察・警戒・隠密行動用追加キット
匂いのしない線香
ライターなどで火をつけると、細長い煙が上がるお香の一種。太さ4mm、長さは13〜14cmのものが束になって折れないよう箱に入っている。燃焼時間が長く(およそ40分程)、立ち上る煙を利用して空気の流れを見ることができる。お香としての使用を想定していないため、いい匂いはしなくなっている。無臭。
リバーシブル迷彩布
隠密行動などの、実を隠す際に背景に溶け込むために体の上に被せるための布。2メートル四方ほどの大きさで、表面が黒茶の濃い色、裏面が自然での迷彩色になっている。隠れる場所に応じて近い方を使い分ける。使用しない時は小さく折りたたんでおくことができる。
取っ手の付いた小ぶりな手鏡
10cm四方ほどで、取っ手の付いた手鏡。通常のものより少しだけ割れにくくなっているる。偵察時の死角の確認や、光らせての仲間への合図、普通の身だしなみ用にと使える。
白いチョーク
石膏や貝殻を水で練り成型した、筒状の形の直径1cm長さ8cm程の筆記用具の一種。紙ではなく、壁や石などの固い物に書くことができる。手でこすったり、水などで割とすぐに消えてしまうので長期間残したい場合には向いていない。移動時の目印の書き込みや、作戦会議時の一時的な利用などに用いられる。
箱に入ったアルミ箔
アルミニウムでできた薄い箔。0.015mm-0.02mmの厚さのものが一般的である。気体を通し難いガスバリヤー性と遮光性を持つ。簡単に折り曲げて形を作ることもでき、すぐには断裂しない。食べ物を包むことで直火より焦がさずに熱することができたり、丸めて反射面を多くすることで、暗所でライトを当てた際の目印にしたりもできる。
宰相府のアンチマジックベリージャム
宰相府のアンチマジックベリージャムとは
宰相府の庭園で取れるアンチマジックベリーをいただいて、ジャムにしたもの。瓶詰めをして、携帯できるようにしてある。
魔法対策に使う
美味しく食べるというよりは、アンチマジックベリーの効能で、食べた人や塗ったものの魔力を一時的にゼロにして、かけられた魔法や呪いの解除に使うことが多い。
ジャムであることの有用性
煮詰めてジャムにすることで、甘味があって食べやすくなる。また、濃縮されるので少量の使用で高い効果があり、砂糖の大量添加によって保存性が高い。
取り出すものと一緒
冒険などでどこかへ持って行くときは、取り出しに困らないように、小さなスプーンを瓶に張り付けておいたり、スティック状の乾パンなどを一緒に持っていく。